副葬品について

ペット用のリード

副葬品とは?

副葬品とは、亡くなった方が眠る柩の中に納める品々の事で、国や地域に関係なく、遥か昔からある人類の風習です。

納める品物は、故人が好きだった嗜好品や思い出の品々、もしくは死後の世界で故人が必要と思われる品物など実に様々です。

すべての品物に共通して言えることは、亡くなった方への「家族の想いがいっぱい詰まっている」ということです。

それはペットちゃんが亡くなった時も同じで、やはり「家族の一員」として過ごしてきたペットちゃんへの想いから、「副葬品を一緒に納めてあげたい」という保護者様はとても多くいらっしゃいます。

今回は、ペットちゃんを火葬する際に副葬品として一緒に納めても問題のない品物と、そうでない品物についてご説明いたします。

〇と書かれたカードを持っている猫のイラスト。

一緒に納めても問題ない副葬品

  1. ごはん・おやつ
  2. お花
  3. 首輪
  4. お手紙・写真
  5. 小さなぬいぐるみ・おもちゃ(プラスチック製品は不可)

注意点

1.の「ごはんやおやつ」について、パウチ袋は一緒に納める際、紙かティッシュにお包みするか、もしくは小さなビニール袋や紙皿などに移し変える必要があります。

5.の「小さなぬいぐるみ・おもちゃ」について、ぬいぐるみは一つか二つ程度にしていただき、おもちゃ類はプラスチック製品は避けていただきます。

一緒にお納めいただけない副葬品

  1. 毛布・ペット用ベッド
  2. ダンボール
  3. 不燃物全般

1.の「毛布・ペット用ベッド」などの繊維品は、主にお骨上げの際に影響が出てしまい、量が多ければ多いほど燃えカスがたくさん出てしまうことがあります(お骨に着色することもあります)。

2.の「ダンボール」も1.の項目と同じ理由によりそのまま炉に入れることはできません。

3.の「不燃物全般」とは「缶・瓶・プラスチック・ビニール・ゴム・革製品」のことで、環境問題はもちろん、お骨に付着する可能性が高く、当社の黒煙抑制・サイクロン機能の付いたペット用火葬炉でも、異臭を放ちます。

仲良くくっつきあっている犬と猫。

大切な家族のため

副葬品に関しましては、すべては大切なペットちゃんのためにご協力いただく項目となります。

納めてもよい品物かどうかわからないときは、お気軽にスタッフにお尋ねください。

お辞儀をしている女性のイラスト。